おかいさんといっしょ

おかいさんが極めて個人的なことを吐き出すからいっしょういっしょにいてくれやみたいなブログ

性欲隠さぬラブソング

 

仕事の移動中、車内ではよく歌を歌う。

 

本当はラジオとかCDとかアップルなんとかを聴きたいのだが、私が会社から支給されている営業車は集中ロックもパワーウィンドウも無いオンボロ軽自動車であり、直前にいろいろ補修してなんとか車検を通しているというエキサイティング仕様だ。

当然装備品は望むべくも無く、テレビやカーナビどころかラジオすら無い。吉幾三氏のようにオラこんなクルマ嫌だと言いたいが、嫌なら歩いて行けと言われるだけなので言うだけ無駄なのも知っている。

 

そうした事情からのセルフミュージックであり、岡井劇場であり、軽自動車の中でおっさんが熱情の律動なのだ。ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー。

 

好きな歌手の曲を歌うこともあるが、基本的には思いついたことをそのまま口ずさむ、ミュージシャンの方が「曲が降りてくる」というのはこのことだろう。何も考えていないとも言えるが、「降りてきた」方が圧倒的に格好いいのでそういうことにする、いともたやすくシンガーソングライターの仲間入りだ。

 

そんなある日、ふと思いついた私はtwitterで反応をさぐることにした、オカイソングへの関心はいかがなものだろうか。これは音楽業界の未来をうらなう意味でも極めて重要なファクターだ。

 

 

 

 

 

 

意味不明な質問に30人も解答いただけたのがありがたい、そしてクイズと言いながら何を選んでも正解であり、全部実際に作った歌だった。

 

こんな変なタイトルの歌はおかしいだろうか、いや、決してそんなことはない。

歌の基本はやはり自分の気持ちを込めること、魂の叫びと言ってもいいメッセージだ。放送コードや売れる音楽性など関係ない、誰かに借りてきた耳障りの良い言葉の羅列では人の心は動かない。

 

30人への感謝とともに、ここに「性欲隠さぬラブソング」の歌詞を公開しよう、男の子のピュアな衝動が込められたせつない歌詞を思う存分堪能して欲しい。

 

 

 

■性欲隠さぬラブソング■ 唄:岡井モノ

 

はじめて会ったその日から キミに瞳を奪われた

窓から差し込む日差しよりも ボクの心とカラダの一部を熱くさせた

 

その笑顔がまぶしくて 思わず視線を下げたね

薄着の季節は目に毒で 脳のHDが足りないよ

バズーカーみたいなカメラを買って 海に行こうと誘ったね

 

お願いだからやらせて欲しい 一度だけでもいいから

いつもキミを考えている 寝てる間も夢に出てきた

お願いだからやらせて欲しい キミのカラダが目当て

 

その視線がせつなくて よく前かがみになったね

ファッションセンスも抜群で 短めのスカートによろめくよ

足を長くみせるためとか言って 執拗にローアングルをせまったね

 

お願いだからやらせて欲しい いっそいくらか包むから

キミのことを考えると 夜も眠れず昼寝るよ

お願いだからやらせて欲しい 先っちょだけでもいいから

 

お願いだからやらせて欲しい 一度だけでもいいから

いつもキミを考えている 寝てる間も夢に出てきた

お願いだからやらせて欲しい キミのカラダが目当て

 

季節が何度変わっても キミへの気持ちは変わらない

もう目をそらさない いやらしい視線でまっすぐに

 

お願いだからやらせて欲しい 一度と言わず二度三度

ボクはなんだってする だからなんでもやらせて欲しい

お願いだからやらせて欲しい キミが大好き

 

 

 

音楽関係者の方、オファーお待ちしております。