おかいさんといっしょ

おかいさんが極めて個人的なことを吐き出すからいっしょういっしょにいてくれやみたいなブログ

ストーリーテラーを加えると不穏になる

近年のテレビではホラー番組が少なくなったと言われている。たしかにひと昔前の夏休み時期には定番だったバラエティ番組の心霊写真特集なんかもすっかり見かけなくなった。 その理由としてジャンルとしての流行りすたりもあるが、それ以上に撮影品質や加工技…

マニアックという服を着て

趣味は主観で行うものだけれど、どこかで客観性を持っておかないと誕生してしまうモンスター。自称マニアのイキりにご用心。

雑な友人が北海道の青い池に私を導く

ここがどこなのかは正確にはわかっていない 「道央に行こうよ、車手配と運転は頼むね」 「サッカーしようぜ、お前ボールな」みたいな感じに友人から誘いを受けた。道央とは北海道中央部のことであり、今回は富良野・美瑛エリアあたりを指してそこに観光に行…

月曜日には船守さちこのスーパーランキングと福永俊介のアタックヤングがあった

船守さちこのスーパーランキングと福永俊介のアタックヤングというSTVラジオの至宝を思い起こしながらもそれほど番組の本筋には触れないでラジオメディアに思いを馳せる。

怪談を推理したら中二病っぽくなった

「謎の場所に行ったら謎の化け物に出会って謎の現象が起きた」と話されて出てくる感想は恐怖ではなく「あたまだいじょうぶか」だ。

岡山ブラジャー祭り

ブラジャーコールアンドレスポンスという小気味よいワードは気に入ってます。岡山県、だぁい好き!!

この映画が観たい!!2019

全ての映画ファンにおくる、岡井が観たいと思った素晴らしい3作品をご紹介。この作品は実在しないけれど、みんなの心に

金貨を持ったシャーチョ -現金や金券を簡単に入手したい人のための寓話-

SNSの金品プレゼントアカウントを「リスク無いし当たればラッキー♪」程度に考えている人に贈る、わかりづらくて厭味ったらしい話。

呼べば応えるうおおおお

呼ぶと応える存在はいつも頼もしい、それは仲間であったり家族であったり様々であるが、『魔神英雄伝ワタル』でワタル少年が呼ぶ龍神丸は強大な存在であった。 龍神丸という巨大ロボットは喋る、詳細な設定は忘れたが自らの意思を持っていて会話が成立するタ…

君の名の由来とかは

私がお世話になっている『パチ7』というサイトの副編集長にカモ原さんと呼ばれる方がいる。もちろんカモ原というのは本名ではなくサイト上のキャラクターとしての名前であり、何かしらの理由があってあだ名的に付けられたネーミングだ。 カモ原副編集長に初…

サバの光は愛のメッセージ

表現の自由とはなんだろう。 1996年に放映された特撮ヒーロー番組である 『超光戦士シャンゼリオン』において、表現について考えさせられるエピソードがある、それが「サバじゃねぇ!」だ。変身アイテムを仲間が次々と間違えて手渡すという流れで何故か立派な…

伝説のシゲちゃん南国タックル

『台パン』というのはゲーム筐体等を殴る行為である。 言うまでもなく大抵の場では御法度とされる行為であるが、悲しいことに頭に血が上った獣たちがバイオレンスアクションにはしる場面は今なお散見される。 しかし私は怒りの発散とは別の目的で台に打撃を…

岡井カヌレ

カヌレとは何だろう、何かの料理名だったと記憶しているがよくわからない。 名前とは重要なものだ、そのちょっとした文字列でそのものが良くも悪くもみえてくる魔力がある。 そもそも料理はある領域を超えると、芸術みたいになってくるのがズルい。 フランス…

タケダのお返事スパニッシュ

タケダは自分に自信が無かった。 彼は後輩だったが、誰が話しかけても自分への言葉だと認識するのがワンテンポ遅れていた。話しかけると必ずと言っていいほど「……オレ? オレっすか!?」みたいに言うのだ、部屋に二人しかいない時に話しかけても言う。 話を聞…

Devil's villege

『魔界村』というゲームがある、1985年に稼働を開始した横スクロールアクションゲームであり、現在もカプコン社のゲームにキャラクターがゲスト出演したりする程度には知られた存在である。続編もいくつか発売されたのだが、2006年の『極魔界村』を最後にシ…

岡井オンライン2019

みなさん御機嫌よう、本年もよろしくお願いいたします。 2019年はもっと文字を書いたりいろいろする年にしていきますので、岡井の活躍に期待したりお仕事をくれたりしたらいいんだと思います。 まずははじめの企画として年末にひっそりと募集していた、いた…

レビューサイトモンスターズ

食べログ・価格.com・@コスメ等のレビューサイトに潜むクリーチャーは今日も我々を困惑させるのだ。

義務教育に取り入れるべき教材『アトランチスの謎』

『アトランチスの謎』というゲームをご存じだろうか、1986年にサンソフト(サン電子)から発売されたファミリーコンピュータ用ゲームである。 いわゆるスーパーマリオタイプのジャンプアクションゲームだが、操作のクセが強いうえに度を越した理不尽仕様がある…

上司の顔に牛タンを貼り付ける方法

上司の顔に牛タンを貼り付けた経験はあるだろうか。 ……わかっている、そんな経験なんてないしする必要も無い、また岡井がバカなことを言い出したと思っていることだろう。 だが想像してほしい、何が起こるかわからない昨今、みなさんの人生は全て計画通りに…

ネット上で異様に攻撃的な人をみると思い出すじゅむへんく

ネット上で批判的なコメントが集中する様が「炎上」と称されるようになってどれほどたっただろう。 発信することが容易になった世の中、SNSに何気なくアップしたコメントや写真も油断するとあっという間に火だるまになってしまう。 私が子供の頃は、ノストラ…

他人が握ったおにぎりに対するちょっとした躊躇みたいな感情

タルトの上に色鮮やかな果物を立体的に乗せる 生クリームは欲張らず、上品にあしらいたい アイスクリームの位置取りには注意しろ、流れるとレイアウトが台無しだ ラズベリーソースは皿を彩る絵具、センスが問われる 素人にしてはよくできたなどと自己満足に…

性欲隠さぬラブソング

仕事の移動中、車内ではよく歌を歌う。 本当はラジオとかCDとかアップルなんとかを聴きたいのだが、私が会社から支給されている営業車は集中ロックもパワーウィンドウも無いオンボロ軽自動車であり、直前にいろいろ補修してなんとか車検を通しているというエ…

光を求める僕たちに無慈悲なコウヘイ君の洗礼

いわゆるネットの世界というのは、ここ数年で驚異的なスピードで進化した。情報は手軽に入手できるし、買い物やコミュニケーションも端末を少し操作すれば成立する。 私が子供の頃は、ポケモン仲間のコウヘイ君から通信ケーブルを通じて送られたゲンガーに胸…

おもいおもいのカゲキ

やぁ こんばんは おかえりなさい こ、こんばんは、あなたはだあれ? ワタシはカゲキ キミのかえりをまっていた 私になにかご用ですか? キミをまつのがワタシのようじ おかえりなさいとつたえるえるようじ それイジョウはないけれど ひとつウタでもウタいま…

私の上司は怒りの化身

オガ主任はいつも怒っていた。 世界に対して怒り、家族に対して怒り、自分の人生に対して怒っていた。 天然キャラの同僚スギモトさんは、よせばいいのに「なんでそんなに怒るんですかぁ?」と質問し、案の定滅茶苦茶な罵声を浴びせられ泣いていた。 オガ主任…

フライングバルセロナ セイヤ君

人の行動原理とはなんだろう。 信念や欲望、本能や悲しみである場合もある。それは一つではなく、場合によってもまた異なる。 小学2年生、まだ8歳だった私を動かしたのは、怒りと屈辱感だった。 ■執拗セイヤ君 ダルシムが執拗にスライディングを繰り返してく…

ドラゴボって略す派ともうまく付き合えるコミュニケイション

私は中学生時代にサイトウ塾という個人経営の学習塾に通っていた。特別成績が悪かったわけではなく、むしろクラスでも勉強はできた方だったのだが、親のすすめで習い事感覚で通いはじめた塾であった。私が通う中学校とは別の地区にあったため、そこの生徒は…

四次元喫茶

その古びた喫茶店は、山頂付近の道路沿いにひっそりと建っていた。 築40年はあろうかという古ぼけた外壁にツタが這い、見ようによっては雰囲気があって素敵と言えなくもないが、床板は一部が腐り落ちているし、壁に入ったヒビをいつまでも修理しないので隙間…

写真集を出して妹に絶縁された男

学生時代にさっちゃんという友人がいた。はじめにことわっておくがさっちゃんは男だ、名字がサクタだからさっちゃんと呼ばれていた。 私はこれまでの人生で数多のグッドクレイジーと出会ってきたが、これからする話は行動力特化型というか、羞恥心を母親の胎…